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 大亀浩介コンサルタントインタビュー


【第244回】 恒例のネット通販キャンペーン
注目集まる11月11日、今年の盛り上がりは?
2016年11月9日
中国最大のネット通販イベント「双十一」。今年は果たしてどれだけ取引額を伸ばすか?
中国最大のネット通販イベント「双十一」。今年は果たしてどれだけ取引額を伸ばすか?
 今年も11月11日の光棍節(独身の日)が迫ってきました。アリババが2009年に始めたネット通販の割引キャンペーン日ですが、今やネットを超えて実店舗を含め中国じゅうがショッピングに勤しむ一大イベントになりました。

 日本ではグリコの「ポッキー&プリッツの日」としても知られる11月11日。昨年からヤフーがファミリーマートやソフトバンク、ツタヤと組んで「いい買物の日」と制定、ネットとリアル双方でセールやキャンペーンを実施しました。今年は参加企業が昨年の5社から一気に39社(78ブランド)に増え、日本国内の消費促進を盛り上げようとしていますが、中国でのフィーバーぶりと比べると雲泥の差があります。

 昨年は天猫と淘宝で単日の取引額が912億元に達し、世界中が度肝を抜かれました。今年は特に「天猫全球狂歓節」のキャッチフレーズのもと、世界53カ国・地域の商品が販売されるなど、特に「越境」を意識した内容になっているようです。

 アリババに負けじと、他の大手ECプラットフォームも対抗馬となるイベントを仕掛けています。京東(JD.com)は11月1日から12日をイベント期間とし、家具、スーパー、アパレル、携帯電話などの特売日を設けています。また、蘇寧易購も10月29日から11月11日まで家電を中心に割引キャンペーンを実施するなど、アリババ一人勝ちの阻止に向けて動き出しました。

 昨年、私もベルギーや日本からの直輸入ビールを購入。普段の半額前後で売られており、ついついケース買いをしてしまいました。配送も膨大な数の小包で遅れるかと思いきや、2~3日で続々と到着。配送途中で瓶が割れていたものもあったのですが、お店も丁寧な対応で取り替えてくれました。

 ただ唯一残念だったのが、水道水を飲用に濾過するBRITAのポット型浄水器。そのカートリッジが天猫ショップで通常の半額だったので購入したのですが、後でネットスーパー大手の一号店で見たところ、その半額と同じ値段で販売されていることを発見。割引と見せかけるために通常の値段を釣り上げた悪質な行為で、がっかりしました。今年はじっくりと吟味しながら買い物をしようと思いますが、取引額は一体いくらまで膨れ上がるのか、今から楽しみです。


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