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 大亀浩介コンサルタントインタビュー


中国ウィンタースポーツ市場&産業の発展状況 (2)
スキー人口2100万人突破 スキー場の数も約750ヶ所に
2020年1月10日
スキー人口2100万人突破
スキー場の数も約750ヶ所に

  2019年に北京で開催された「アジア・太平洋雪上産業フォーラム」で公表された「中国スキー産業白書」の統計によると、2018年における中国のスキー人口は2113万人、前年の1847万人よりも14.4%増加した。

  屋内及び屋外スキー場の利用者は1950万人、乾地(スノーマット)スキー人口は85万人、室内のバーチャルスキー施設の利用者も58万人に達している。(図1:中国のスキー人口の推移)
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 スキー場の数も、2017年の703ヶ所から742ヶ所に増え、世界の3分の1を占めるに至っている。うち、ケーブルカーのあるスキー場は139ヶ所、リフトのあるスキー場は149ヶ所ある。

 リフトの総数は250本、ムービングベルト1196本、人工雪設備も7410台に達している。(表1:中国のスキー場設備)
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黒龍江、吉林、河北に集中

 中国のスキー場の多くは東北と華北地区に分布し、すでに400ヶ所近く存在する。(表2:中国のスキー場分布)
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 著名調査機構IDGが華騰氷雪産業機構と共同で発表した「中国氷雪産業発展研究報告(2018)」によると、華北と東北の2地区において2017~18年の冬季にスキーに訪れた人の数(延べ人数)は1139万人に達し、スキー人口(延べ人数)全体の59%を占めたもよう。うち、黒竜江省と河北省のスキー人口は200万人を超え、吉林省でも193万人だった。

 華北地区の代表的なスキー場は、張家口崇礼滑雪区、北京近郊区、内蒙古阿尔山、内蒙古呼倫貝尔、天津蓟県周辺、山西太原・晋中周边など。
東北地区には長白山、亜布力、吉林北大湖、哈爾浜吉華、瀋陽棋盘山、吉林松花湖などがある。

 華東地区では浙江紹興喬波(室内)、杭州大明山、安吉江南天池などが代表的だ。

 西南地区は成都太子嶺、六盘水玉舍雪山、凉都梅花山など。

 ほかにも雲南玉龍雪山、貴州六盘水、四川西嶺景区、阿垻州周边など良質なスキー場が増えており、スキー人口も増加し続けている。

 2022年の冬季オリンピックの開催地である崇礼(河北省張家口市)を例にとると、現在すでに雲頂、万龍、太舞、富龍、翠雲山、多楽美地、長城嶺の7つの大型スキー場があり、万達や万科などの不動産デベロッパー大手も相次いでスキー場経営に乗り出している。

 著名リゾートホテルグループのインターコンチネンタル、ハイアット、ウェスティンなども進出を果たし、クラブメッドも2022年までの開業を予定している。(続き)

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